強豪が準々決勝で激突

  ・女子サッカー8強の戦いが始まる   ・オランダがフランス2019を制したアメリカと対戦   ・マルタとクリスティン・シンクレアが記録をかけて対決

スリリングで、時には激しい戦いが繰り広げられたグループステージを勝ち抜いた強豪が、好ゲームを期待させる決勝トーナメントに臨む。 横浜の地で、2019年FIFA女子ワールドカップ™決勝戦の再現に注目が集まるのは必至。 準々決勝に進んだその他強豪の顔ぶれを見ても、素晴らしい1日となるのは間違いない。

試合スケジュール 7月30日金曜日(すべて日本時間) カナダ – ブラジル 宮城スタジアム、17:00 イギリス – オーストラリア カシマスタジアム、18:00 スウェーデン – 日本 埼玉スタジアム、19:00 オランダ – アメリカ 横浜国際総合競技場、20:00

SAO PAULO, BRAZIL - AUGUST 19: Marta of Brazil and Christine Sinclair of Canada embarce before the Women's Football Bronze Medal match between Brazil and Canada on Day 14 of the Rio 2016 Olympic Games at Arena Corinthians on August 19, 2016 in Sao Paulo, Brazil.  (Photo by Robert Cianflone - FIFA/FIFA via Getty Images)

注目ポイント 記録を狙うレジェンドたち カナダ対ブラジルの準々決勝戦では、女子サッカー史上最高の2選手が対戦する。クリスティン・シンクレアは銅メダルを2回(2012年、2016年)、マルタは銀メダルを2回(2004年、2008年)獲得しており、2人とも金メダルを目指している。このレジェンドたちは、オリンピックの得点記録も争っている。マルタとクリスティン(女子代表通算ゴール歴代1位)は、マルタの元チームメートのクリスチアーニが持つオリンピック通算得点記録(14得点)に手の届くところにいる。現在のマルタのオリンピックゴール数は13、シンクレアは12。宮城で歴史が作られるだろうか。 再びアーツに特別任務が任されるのか フィフィアネ・ミデマーはグループステージで8得点を挙げてオリンピック得点記録を自ら塗り替えた。また、FIFAのテクニカルスタディグループによって、オランダの中心的存在としての彼女の役割が強調されている。

世界王者アメリカの元監督のジル・エリスは、フランス2019の決勝戦ではチームのフォーメーションを大幅に変更。ジュリー・アーツに「非常に影響力のある」オランダFWミデマーを止める役割を任せた、と2019年にFIFA.comに語っている。アーツが復調し、ミデマーがゴールを量産している中、ヴラトコ・アンドノフスキ監督は、かつて成功した戦術を再現したいと思っているだろうか。

イギリスの守備突破を狙う サム・カーは3ゴール1アシストを記録し、充実したグループステージを過ごした。とはいえ、元チームメートが何人かいるアメリカ戦では、封じられてしまった。準々決勝でこのオーストラリアのスター選手は、友人から敵となったもう1人の手強い選手と対戦することになる。チェルシーのチームメートであるミリー・ブライトは、270分間でわずか1失点という、素晴らしい記録を誇るイギリス守備陣の要である。今大会でイギリスから得点を奪った国はカナダだけだが、カーはいつものスタイルでイギリスの守備を破るつもりだ。

厳しい試練に直面する開催国 グループステージで最も強力な攻撃力を見せたのがオランダ、最もタフな守備を見せたのがイギリスだとすれば、スウェーデンは最も印象的なオールラウンダーであった。非常にタフなグループを勝ち抜き、今大会で唯一3連勝したチームであることが、それを物語っており、彼女たちの自信は、16か月無敗にも反映されている。ここまで得点に苦しんだ日本が表彰台に上がるためには、試合内容を大幅に向上させなければならないだろう。

SAITAMA, JAPAN - JULY 24: Lina Hurtig #8 of Team Sweden celebrates with team mates after scoring their side's second goal during the Women's First Round Group G match between Sweden and Australia on day one of the Tokyo 2020 Olympic Games at Saitama Stadium on July 24, 2021 in Saitama, Japan. (Photo by Alex Grimm - FIFA/FIFA via Getty Images)