カーとネイハー:ライバル、冗談、リスペクト

  ・サム・カーとアリッサ・ネイハーがFIFA.comのインタビューに応える   ・2人は親友であり、シカゴ・レッドスターズで一緒にプレーしていた   ・互いについて語り、かつての同僚を称える オーストラリアとアメリカにとってこれ以上大きな賭けはなく、自分たちがすべきことも明らかである。 火曜日に鹿島で勝てば、ベスト8進出が決まり、負ければオリンピックから敗退する。 個々の選手のピッチ上での戦いによって、試合の結果が大きく左右されるのが常だ。明日の一戦では、サム・カー対アリッサ・ネイハーの戦いほど興味深いものはない。 世界で最も優れたストライカーとゴールキーパーの対決は、個人的なつながりがないとしても、極めて重要な意味を持つだろう。ところがカーとネイハーはお互いによく知った関係なのである。 2人はシカゴ・レッドスターズで2年間一緒にプレー。カーはNWSL(ナショナル・ウィメンズ・サッカーリーグ)のあらゆる記録を塗り替え、ネイハーはアメリカ代表の正ゴールキーパーとしての地位を確立している。そして2人のキャリアが開花するにつれ、互いに強くリスペクトするようになった。 カーはFIFA.comにこう語っている。「私にとってアリッサは世界最高のキーパーです。さらに彼女は素晴らしい選手であるだけでなく、人としても素晴らしいのです」 「実はアリッサとはしばらく会っていなかったので、再会できるのはとても嬉しいです。ただ、さよならを言うときに彼女が喜び過ぎていないといいのですが」

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アリッサ・ネイハーの気分は、親友を敗退させたかどうかによるのは間違いない。それは、「言うは易く、行うは難し」であると彼女は認めている。 「サムは優れた選手です。一流のストライカーであり、人としても一流です。彼女のことをとてもリスペクトしています。友情はさておき、彼女は数年前から世界屈指のフォワードのひとりなので、彼女との対戦は大きな挑戦となります」 「サムがどこにいるのかを常に意識する必要があります。彼女は身体能力が高く、空中戦に強く、背後からも仕掛けてきます。さまざまな方法で得点できるのです。対応策としては、私たちは常にスイッチをオンにして、彼女を封じなければなりません。そうしなければ間違いなくやられてしまうでしょう」

ネイハーは、カーと一緒にプレーしただけでなく、クラブ、代表、そしてもちろんトレーニングで対戦したことがあると言う。そこで、1対1の戦いではどちらが勝つことが多かったのか聞いてみた。 カーは「いつも私が勝っていましたね。彼女に聞いても同じこと言うと思いますよ」と笑いながら答えた。 ネイハーは「そうだったかしら」と言い返し、次のように続けた。「サムはいつも私より話がうまいんですよ。冗談はさておき、あの頃の私たち2人は、お互いに助け合っていましたね。クオリティの高いストライカーと一緒に練習することで、キーパーとしての力を高めることができたのは確かです。私も彼女が向上するのに貢献できたと思います」

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ネイハーはそう思ってもいいだろう。そして、シカゴでカーのサッカーを新たなレベルに引き上げる手助けをしたアメリカのスター選手は、ネイハーだけではない。 ジュリー・アーツも、カーのレッドスターズ時代のチームメートだった。このDFからMFに転向した選手は世界王者アメリカのスタメンに復帰。チームの勝利に大きく貢献し、影響力を改めて証明することになった。 土曜日にニュージーランドに6-1の大勝を収めた後、ネイハーは「ジュリーは私たちにとって大きな存在であり、チームに欠かせません」と語っている。 カーも同意する。「ジュリーは最もタフで、最高の選手のひとりです。彼女が自分のチームにいるときの方が、対戦するときよりもうれしいです。女子サッカー界の誰もがそう思っているでしょう。彼女は驚異的な選手です」 レッドスターズの旧友として再会するこの3人は、いずれも素晴らしい選手であることを証明するだろう。明日の問題は、鹿嶋で元チームメート同士が火花を散らした後、誰が喜ぶかということだ。